超音波治療器
人が音として聞き分けられる周波数は16~20kHZ程度とされており、これより高い周波数は超音波と呼ばれています。超音波治療法においては超音波の周波数によって組織に与える影響度が異なり、低い周波数ほど深い組織へ超音波が伝導します。
生理的作用としては、非温熱効果としてミクロマッサージ効果があり、温熱効果として、振動によるエネルギーが組織を通過する際に熱に変換され、温熱効果は血管の拡張をもたらし、組織の代謝を活性化させ、治癒を促進します。
そのため・神経及び骨格筋系疾患(肩型関節周囲炎、リウマチ、五十肩など)・筋の病変(筋や腱の損傷、組織のストレッチ)・損傷後の組織再生・骨折部の骨癒合促進、などの効果があります。
今回新たに超音波治療器を導入しましたので、治療モードの切り替えにより急性期から慢性期骨折の治療まで、より幅広い治療が行えるようになりました。