善光寺御開帳救護ボランティア
昨日6月26日、長野市の善光寺御開帳の救護ボランティアに参加してきました。私の所属している公益社団法人長野県柔道整復師会は日本赤十字長野県支部に赤十字奉仕団として登録しており、日赤の様々な防災活動、訓練、救護に奉仕団として参加しています。今回、善光寺の御開帳開催期間の土日、一般の奉仕団の方とともに救護所で救護活動を行いました。私はもう一人の柔道整復師と参加し、一般の奉仕団の方は中信、北信の奉仕団員5名、他に看護師が1名の8人体制で活動します。けがや熱中症、疲労その他の病気などで体調を崩された方の処置や搬送、場内の巡回、声掛けを行い、重症と判断した方はすぐに救急搬送を行うことにしています。7年ぶりの御開帳には県内外から多くの人が訪れ、回向柱やお戒壇巡り、御朱印帳には多くの人が行列を作り、多いところでは3時間以上待たなければならないところもありました。遠くからの旅の疲れや、炎天下で立ちっぱなしでいることで、疲労や熱中症になる方が何人もいました。直接救護所に来る方もいれば、歩くことが困難は人は、車いすやタンカでで救護所まで運ぶこともあります。また巡回を行い、体調が悪そうな人には声をかけ、様子を見て問題があれば無線で連絡を取り合って対処しました。まず救護所のテントで聞き取りをしてから、クーラーの効いた部屋で休ませたり、処置を行い、重症と判断した場合は即、救急搬送をします。長野日赤も御開帳に合わせ、すぐ到着、搬送できるよう、常に1台は救急車を残して待機させていたそうです。前日の土曜日は、人出も多く暑さも厳しかったことから、3回救急搬送を行ったようですが、私が担当した日は幸い重傷者は出ず、体調が回復、もしくは後日病院に行ってもらうことでお帰り頂くことができました。私たちが待機していたテントも暑く、先ずは自分たちが体調を崩さないよう十分に心掛け、水分やミネラルの補給をして無事活動することができました。